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コラム
二重整形 ― 埋没法と切開法の違いと選び方
美容外科医コラム Vol.2
はじめに
二重まぶた手術には「埋没法」と「切開法」があり、患者さんからも「どちらが良いのか迷っている」というご相談をよくいただきます。どちらの方法も優れた手術ですが、適応(向いている人・向いていない人) が異なります。今回はその違いを整理しながら、術式の選び方について解説します。
1.切開法とは
切開法は、まぶたの皮膚を切開し、余分な脂肪や組織を取り除いたうえで二重のラインを作る手術です。切開した部分で皮膚と瞼板を直接固定するため、埋没法よりも二重の持続性が高いのが特徴です。
2.埋没法との比較
項目 埋没法 切開法
ダウンタイム 短い(数日〜1週間程度) 長め(2〜3週間程度)
傷跡 ほぼ残らない 二重のラインに沿ってわずかに残る
修正 比較的容易 修正は難しいことが多い
持続性 数年〜個人差あり 長期的・半永久的
適応 まぶたが薄い人、初めての整形 まぶたが厚い人、くっきり長持ち希望の人
3.切開法が向いているケース
• まぶたが厚く、脂肪が多い
• 埋没法を繰り返したが取れてしまう
• 一度の手術でしっかりと効果を出したい
• 加齢によりまぶたが下がってきた
4.埋没法を選ぶ方が良いケース
• 初めての整形で試してみたい
• ダウンタイムをなるべく短くしたい
• 将来の変化に合わせて修正する可能性がある
• 皮膚やまぶたが比較的薄い
まとめ
二重整形には「手軽に試せる埋没法」と「しっかり安定する切開法」があり、どちらも優れた方法です。選択のポイントは「まぶたの厚み」「二重の持続性に対する希望」「ダウンタイムの許容度」によって変わります。大切なのは、術前のカウンセリングで医師がまぶたの状態を診察し、患者さんの希望とバランスをとった最適な方法を提案することです。